今年に入ってからスタッフは陸前高田市を訪れる機会があり、「こころのもり」で居室訪問活動に参加させていただきました。
「こころのもり」はボランティアセンター出張所『とまり木』を拠点とし陸前高田市内で傾聴ボランティアを行う活動団体です。ボランティアセンターもご協力させていただいております。
スタッフは今回初めて陸前高田市に訪れたのですが、車の窓から見る光景は想像もできないものでした。
車のカーナビゲーションで見るとあったはずの建物などはなく、震災後、いまだに残っている建物やかさ上げされた盛り土が続いておりました。また、道路のあちこちに津波がここまで到達したという看板がいくつもあり目に止まりました。
今年の5月に撮影された陸前高田市の様子
活動に入ったのは、被災された方が住んでおられる301世帯ほどの岩手の大きい復興公営住宅です。仮設住宅に訪問させていただき、そこで代表の方からお話をお伺いすることができました。
仮設住宅に住む方が減り、復興公営住宅へ移転の動きが多くあることを知りました。
活動の前に、活動者全員で集まり、ミーティングを行います。初めての顔合わせで緊張しましたが、皆さんがとても暖かく接してくださり、居心地が良い中で一緒にお昼を食べたのが印象的でした。活動は2人1組になり、訪問先を共有しお伺いします。
居室訪問活動をさせていただくのは初めてで、ただお話を聴くことだけしかできませんでした。訪問した住民さんとのお話の中で、私と組んでくださった方も陸前高田市で震災された方であることを知りました。住民さんは、震災当時のお話や住んでからの悩みなどを打ち明けてくださいました。
震災のお話は、頭で想像するだけでも涙が出てしまうほどのお話。しかし、涙を見せることは活動中はいけません。涙をこらえながら住民さんのお話を聴かせていただいたのを今でも覚えています。
活動後は振り返りを組んだ方と行います。気づいたことや組んだ方とのお話の中で、悩みや悲しみに寄り添う存在、聴いてくださる方がいらっしゃることに私はとても心強さを感じました。
9月3日(日)に陸前高田市でボランティア養成講座がございます。ご興味・関心のある方ぜひご参加ください。
東北の夏はどこにいったのでしょうか?今週に晴れる予報があるそうですね。はたして太陽は現れるのでしょうか…
雨模様が続く中ですが来月9月に陸前高田市にて『居室訪問ボランティア養成講座』が行われます。
*日時* 2017年9月3日(日)
10時~16時 開場 9時半より
*場所* 陸前高田市役所3号棟第2会議室
(岩手県陸前高田市高田町鳴石42-5)
*申込み*
チラシに記載のFAXかTELにてお申し込みください。
※チラシはページ下部よりご確認ください。
*注意*
締め切りはございませんが、参加する際は必ず事前に申込みが必要です。
申込みを忘れずにお願いいたします。
スタッフは今年に入って初めて陸前高田市にて居室訪問活動をさせていただいたのですが、復興公営住宅がいくつか建っており、仮設住宅から出られる方々が多いことを知りました。仮設住宅から復興公営住宅へという活動の動きもあるようです。新しい環境・住まいなどの不安や心細さを誰かに聴いてほしいけど誰もいない。そのような気持ちを持たれている方にお話を聴いてくださる方がいてほしいと思うのです。
もしご興味・ご関心ある方ぜひご参加ください。私も機会があれば参加したいです。
東北は8月ながら異例の雨が降り、太陽がずっと雲に隠れて見えず…ですが夏といえば盆踊りですね☀
8月16日(水)に名取市の仮設住宅で盆踊り大会が行われました。広報不足で参加することができなかったボランティアさんがいらっしゃったこと本当に申し訳なかったです。以後広報を早くに行います。
今年で4回目の開催。ボランティアセンターは初期からボランティアでご協力させていただいておりました。しかし復興が進み、仮設住宅が集約を行うことということから今回で最後の盆踊りだとのことです。
遠方から盆踊りのボランティアにということでたくさんのボランティアにご参加いただきました。本当にありがとうございます。
盆踊りの様子がこちら!雨に負けないくらいたくさんの人が来られておりました☆お茶会に参加してくださる方にもお会いすることができました。皆さん浴衣を着られていつも来られる感じとはまた違う雰囲気*
閖上太鼓やギター、歌のコンサートやよさこい・ソーラン節などの披露が進み、ボランティアセンターは盆踊りに参加する子どもたちにちょうちんを渡す、返却、参加賞のお渡し、盆踊りを踊ることなど盆踊りに関するお手伝いをいたしました。ちょうちんを持ってやぐらの周りを回る子どもたちや浴衣姿で踊る方々の姿。輪になって手を叩く音が一つになりとても盛り上がりました。雨が降りどうなるかと思いましたが、盆踊りを踊る時になってやんだのが驚きです。
こちらの仮設住宅の盆踊りは最後となりますが、盆踊りを継続して行いたいという方々がすでに手を挙げられていらっしゃるとのこと。場所を変えてからも盆踊りが続くということでボランティアセンターも何か力になりたいと思いました。また皆さんと一緒に盆踊りを踊れたら嬉しいです。
名取市閖上は現在も現地再建復興に向けて進行中です。平成29年度、今年度が復興公営住宅の建設のピークということで、大きな変化のある年でもあります。
スタッフたちは、視察に向かい、二つの復興公営住宅(集合住宅)が完成したのを実際に見てきました。
こちらは高柳地区の集合住宅です。2月に一度見た時はグレーのシートで囲われておりましたが、現在の建物はベーシックな落ち着いた感じの姿を見ることができました。
住宅や緑に囲われており、子ども用の遊び場もありました。6月上旬に鍵の引き渡しがあり、すでに移転された方もいらっしゃいます。高柳の戸建てと離れており、お話をしに行くのにも少し距離があるように思えました。
こちらは閖上地区の復興公営住宅(集合住宅)です。高台の上に建ち、4つの建物がまとまって建っているのが特徴的です。津波緊急避難場所として棟の屋上が避難場所になっているようです。集会所は1階ではなく上の階に1つ作られるとのこと。7月上旬に鍵の引き渡しがあり、徐々に移転をされている方がいらっしゃる状況です。4棟の後ろに冬ごろ完成の集合住宅やお寺の本堂が建設中であることも知ることができました。
お茶会に参加されていらっしゃる方も移転をされ、現在、参加されていらっしゃる方は10人満たないところもあります。お茶会のお話の中で、移転した人と連絡をとっているが周りにお店がない、移転がこれからという人がいなくて寂しい、人と会うことがないなど移転した先でも不安を感じられていらっしゃる方が多いようです。
前に移転された方がお茶会に顔を出されて「寂しくて来ちゃったよ」とおっしゃっておりました。今後も移転がさらに進みますが、皆さんの集まる場所を続けていけたらと思います。
仙台七夕まつりの前夜祭『仙台七夕花火祭』。この花火祭に合わせて今年も8月5日、仙台別院にて納涼夏まつりが開催されました。別院の近隣の方や震災支援活動を通してご縁を結んだ方など様々な方々が親睦を深める集いです。
東日本大震災からの復興を願う花火、約1万6千発。
でも今年は立ち込める濃い霧の影響で仙台別院屋上からの花火観覧はいまいち叶わず、代わりに、宗派内の方々の温かいご協力により様々な出店がなされる境内は、夜になっても大勢の人で賑わっていました。
そのようななかにも、心静かに手を合わせる姿…
仙台別院の夏の夕べ、ご覧ください。
新潟教区 浪江焼そばの提供
東京教区 1)甲州ワイン及びフレッシュブドウジュースの提供 2)カットフルーツの提供
長野教区 1)信州そばの提供 2)ポップコーンの提供
国府教区 1)利き酒(日本酒)提供 2)輪投げ 景品提供
宗派職員 1)かき氷の提供 2)ドリンクの提供 3)フランクフルトの提供
東北教区少年連盟 アヒージョの提供
別院仏教婦人会 1)芋煮の提供 2)唐揚げの提供
※ボランティア保険(天災型)の事前加入をお願いします。保険に加入していない方は、在住地の社会福祉協議会で事前の加入をお願いします。
【東北教区現地緊急災害対策本部】
〒980-0824
宮城県仙台市青葉区支倉町1番26号
電話:022-227-2193 FAX:022-227-2195
Eメール:touhokukyouku7676★asokakids.com
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