平成30年2月支倉サロン◇デコクレイでバラの花を作ろう

素敵なバラの花ができました。これから飾りつけにはいります。

完成がこちら!デザインは作るおひとりおひとりによって変わり、とっても素敵な作品となりました。


色とりどりのバラの花たち。本物の花ではなく、クレイという軽量樹脂粘土で作られています。

 

2月の支倉サロンはデコクレイ(装飾粘土)でバラの花を作ろうという物づくりの企画を行いました。ご講師は花のアトリエパルタージュ主宰 佐々由香利さんとアシスタントとして松村さんにお越しいただきました。

 

 佐々さんに一からバラの作り方をお教えいただきます。デコクレイはお花以外もケーキやお菓子、ハワイのお花を作ることができるとおっしゃっておりました。最初は真っ白な粘土に色を付けるのですが、今回粘土のカラーは事前に佐々さんに準備をいただき、好みの色を選んでいただきました。一つ一つラップに包んでくださり、まず初めにラップから粘土を取り出し柔らかくなるように手でこねます。

「わあ気持ちいい~」「ふわふわしてるねえ」とお話しながらこねこね~こねこね~。ふわふわの粘土に思わず笑みが…触り心地はマショマロを触っているかのような感覚。いったいやわらかい粘土がバラの花になるのでしょうか?次にこねた粘土からお花の花びらを作ります。小さい丸と大きな丸を5個作り、合計10個の丸を作ります。手のひらでころがして、たくさん丸を作ります。乾かないように濡れティッシュやラップで包みながらの作業。乾いてしまうとバラを作るときにくっつきにくくなってしまうとのこと。

お茶会の時はいつもにぎやかですが、このときの会場は皆さん真剣にお作りになられていたせいかとても静かでした。次に丸めた丸をバラの花びらとして形を作っていきます。佐々さんが手のひらに丸をのせて、ワイパーのように指でギュッとのばしていきます。不思議です…本当に花びらの形に見えるんです。薄い部分があるとより花びらに見えるとのことです。本当に花びらが落ちているかのようです。

いよいよバラの花の作成に入ります。今回は粘土に花びらを巻いていく方法で作ります。中心となる核の部分を円錐に作り、つまようじに刺して円錐の周りに先ほど作った花びらをつけていきます。佐々さんがかざぐるまのようにうずが巻いているように作ると美しい形になることをともえあえとお話されておりました。佐々さんの説明に皆さんイスから立ち上がって真剣に聞き入っておられました。

花のカラーの容器に佐々さんが手作りしてくださった、紫陽花、パール、リボンの飾りを手作りのバラに添えて完成です。

参加者さんからは花びらを作るのがちょっと難しい~という声やきれいにできたのでお部屋に飾ります、作るのが楽しかったですとの声をいただいております。

冬の真っ白とした雪の幻想的なところも素敵ですが、カラフルなバラの花で少しでもふわっと明るくなっていただけたら幸いです。

ご協力いただきました佐々さん、松村さんにお越しいただきまして心より感謝申し上げます。