名取市仮設住宅の様子

秋頃、平成27年度末に閉鎖になった美田園第二仮設住宅と美田園第三仮設住宅の解体工事が順次行われていました。 (写真:左上11月頃の第三仮設、右上8月頃の第二仮設)

 

2月現在は何があったかもわからないほどの更地になっています。

仮設住宅からの移転が進む中、閉鎖となった仮設住宅は跡形もなくなっていきます。ここでたくさんの方とのつながりや出来事があったかと思うと感慨深く思います。

元住民の方は復興公営住宅や自立再建されたお家や他の仮設住宅等へと移転されました。現在、美田園第一仮設住宅にて開催しているお茶会にも美田園第二・第三から移転された方が参加されています。

 

 

名取市に残る仮設住宅は6か所。現在は月1回のペースでお茶会の開催をしたりや県外ボランティアの方々による交流会やイベントのお手伝いなどをさせていただいています。

移転が進み徐々に住民の方も少なくなっておられますが、今年に入ってこの6か所の仮設住宅の集約・閉鎖の話を聞いてまいりました。

 

あくまで予定ですが、、、

平成30年3月末に雇用促進住宅愛島宿舎の全住民が退去し、追って箱塚桜仮設住宅・箱塚屋敷仮設住宅・植松入生仮設住宅も、仮設住宅が完成した月に合わせて順番に閉鎖されるとのことです。

移転先の住宅の建設が間に合わない住民に限り、集約先の仮設住宅(美田園第一仮設住宅・愛島東部仮設住宅)へお引越しができるそうです。

 

移転先を決められない方やその他事情のある方はどうなるのでしょうか…?

 

これからも寄り添う活動を続けさせていただければと思います。

 

 

<名取市仮設住宅の様子>